これまでBitSummitでは、インディークリエイターに焦点を当て、主に日本のインディゲームを世界に紹介する目的でイベントを開催して参りました。年々規模も大きくなり、今後はより良いクリエイターの育成にも力を注ぐべきと考え、BitSummit初の学生向けゲームジャムを開催いたしました。このイベントを通して若い有能なクリエイターを発掘し、国内外の多くの関係者にゲームを披露するチャンスを提供して、インディゲーム業界の更なる発展に繋げて行きたいと考えております。

ゲームジャムでのチームミーティングの様子

初のゲームジャムは、2019年5月11日(土)と12日(日)の2日間、京都市北区にある総合地球環境学研究所(略称 地球研)にて実施しました。BitSummit 7 Spiritsのテーマである「多様性」からヒントを得て、ゲームジャムのお題を「混然一体:様々なものが溶け合って一丸となること」と設定し、京都と大阪の大学や専門学校6校から、ゲーム制作を学ぶ総勢52名の学生と、各校の先生方が参加しました。

参加校一覧

立命館大学

京都コンピュータ学院

大阪電気通信大学

京都精華大学

京都造形芸術大学

ECCコンピュータ専門学校

事前に準備した企画書を用いてプランナーがプレゼンテーションを行い、その企画内容に賛同したプログラマーやデザイナーでチームを構成。テーマの「混然一体」に倣い、様々な学校が混ざった8つのチームで、1作品ずつゲームを制作しました。BitSummit 7 Spiritsの本会場では、これら8つのゲームを展示する予定で、来場者は会場にて試遊が可能です。

次世代のゲームクリエイターに出会う絶好のチャンスですので、ぜひ学生ゲームジャムブースに足をお運びください。また、学生へのインタビューや当日の様子を記録したドキュメンタリー映像を、メインステージにて少しずつ公開予定ですのでお見逃しなく!