NAME
古代祐三
PROFILE
作曲家・ゲームプロデューサー。ゲーム開発会社「株式会社エインシャント」代表取締役社長。
幼少期に母の影響でピアノとバイオリンを始め、母の友人でもあった作曲家・久石譲氏に師事。小学生の頃に音楽の基礎学習やインプロビゼーションなどを学ぶ。中学生以降はコンピュータプログラミングにも親しみ、ゲーム機の音源チップの特性を活かした音作りに早くから関心を持つ。
1980年代よりゲーム音楽の作曲を本格的に開始し、『イース』『ソーサリアン』『アクトレイザー』『ベア・ナックル』シリーズなど、数々の名作タイトルに楽曲を提供。FM音源やシンセサイザーを駆使した革新的なサウンドで、国内外のゲームファンから高く評価されてきた。
1990年、自身の音楽制作とゲーム開発の拠点として「株式会社エインシャント」を設立。『まもって騎士』シリーズなどオリジナルタイトルも継続的にリリース。最新作『アーシオン』では往年の名ハード、メガドライブで動作するゲームとして話題となり、音楽とゲームが一体となった独自の作品を数多く生み出している。
代表作には、アーケードレースゲーム『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン』シリーズや、重厚な世界観と音楽で評価を得たRPG『世界樹の迷宮』シリーズも含まれ、ジャンルを問わず幅広い音楽性を発揮。とりわけ『アクトレイザー』では、スーパーファミコンで初めて本格的なオーケストラサウンドを表現したことで業界内外から大きな注目を集めた。
ジャンルや手法にとらわれず、常に新たな挑戦を続ける姿勢を貫いており、レトロから現行機種まで幅広く対応した創作活動を展開している。